
情報科学部グリーンデジタル情報学科(仮称)
2026年4月開設予定(設置認可申請中)
※設置計画は予定であり、内容は変更になる場合があります。





情報技術を使って
自然と共生し、
地域の発展を目指す
グリーンとは持続可能な社会の実現を目指して
効果的かつ創造的に活用される自然資源や自然環境のことです。
デジタル技術をベースにしながら、スマート農業や防災減災など地域の発展に求められる幅広いテクノロジーを学びます。


情報技術を実社会で 活用できる人材を目指す
プログラミングやネットワーク・セキュリティ・データ分析などの基礎知識から、IoT演習やAIなど、情報技術を実社会で活用するための内容まで、網羅的に学ぶことができます。


インフラからビジネスまで 興味関心に応じて学べる
自然と共生した都市計画や防災を扱うグリーンインフラ系、自然資源を活用したツーリズムや政策を扱うグリーンビジネス系など、興味関心に応じて学ぶことができます。


多様な経歴を持つ教授陣が
学びをサポート
情報科学や環境学の研究者はもちろん、国際政策や国土計画に携わってきた実務家など、多様な経歴を持つ教授陣が皆さんの学びをサポートします。

PBL(プロジェクト型学習)
Project Based Learning
PBL(Project Based Learning=プロジェクト型学習)とは、
学生が実際の社会課題を解決するためにプロジェクトを通じて学ぶ教育方法です。
グリーンデジタル情報学科では1年次から開講され、
他者と協働してプロジェクトを成功へ導く能力を実践的に養います。
テーマ例
IoTカメラを活用した、
市民参加型避難システムの導入
(大雨時などに避難の判断をするためにカメラを設置して、確認できるシステムを自治会などとともに作り上げる取り組み)

地図情報システムや
Web技術を活用した、
自然や文化などの地域資源の
価値を高めたり広く知らしめる取り組み
(南三陸などを対象)

ドローンとデジタルツイン技術を
活用した河川環境の保全と管理
(目に見えない湧水の発見や植物の生長、
外来種管理など)




グリーンデジタル情報学科の目指すこと
グリーンデジタル情報学科では、情報技術を使って自然との共生と利活用や、地域の持続可能な発展を目指す、文理融合型の新しい学問領域を学びます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)は、政府が掲げるグリーン成長戦略の中でも、特に重要な2つの柱です。
本学科では、デジタルとグリーンの融合を通じて、変化の激しい社会に柔軟に対応し、実社会の課題解決に貢献できる人材を育成します。IoT、ドローン、AI、Web技術などを実践的に学ぶことで、皆さんの将来の可能性が広がります。
カリキュラムの特徴
情報を活用する技術・知識を学ぶ「情報系科目」と、自然資本を活用できる技術・知識を学ぶ「グリーンデジタル科目」が豊富に用意され、興味関心に応じて幅広く履修できます。フィールド学習を通じて、持続可能な社会の実現に向けた課題の解決に取り組む実践的な学びの機会も提供し、理論と実践の往来による文理融合の学びが特徴です。
ピックアップ授業

プログラミング入門Ⅰ・Ⅱ
Python(パイソン)を使いプログラミングスキルを身につける授業です。プログラミングはA I 、IoT 、ロボティクスなどのさまざまな情報サービスに不可欠な技術です。計算機の基本操作から計算処理、データ出力までを演習形式で実践的に学びます。

グリーン社会概論
社会全体を環境に優しく、持続可能な形に変えていくための政策やその背景について理解する授業です。気候変動を緩和する方法や、それに適応する方法、自然を大切にする取り組み、資源を無駄にしない「循環型社会」などについて、国・自治体・企業それぞれの視点から学びます。

環境センシング演習
自然や人間の生活環境をセンサーなどを利用して定量的に計測するセンシング技術について演習を行う授業です。水位、温度、湿度、雨量、地面に浸透する水量などの計測データをリアルタイムに収集するIoTセンサーの使い方、取得した各種データの活用について学びます。

グリーンインフラ論Ⅰ
自然の持つさまざまな機能を利用した社会課題の解決策や、自然を活用した防災・減災の方法に関する考え方や事例を学ぶとともに、社会実装するための基礎知識を身につける授業です。具体的には、都市計画や森林管理計画など、国の政策・制度について学びます。
期待される主な進路
- 自治体の技術職、防災・環境部門の担当者
- 環境コンサルタント
- IT利用企業あるいは非IT企業(例えば自動車会社や物流会社)のDX推進担当者
- IT企業のすべての事業部門の担当者
取得を目指せるまたは推奨する資格
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- AWS認定資格
- 二等無人航空機操縦士
- CAD資格(CAD利用技術者試験等)
- BIM/CIM管理技士資格
- ビオトープ管理士(2級)
- 技術士補(予定)※
- 日本ディープラーニング協会(JDLA)G検定(ジェネラリスト検定)
※本学科のカリキュラムがJABEEに認定された場合に取得可能となります