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学校法人大正大学と地方独立行政法人京都市産業技術研究所が連携に関する協定を締結しました

2025年6月10日

202564日(水)、学校法人大正大学と地方独立行政法人京都市産業技術研究所は、連携に関する協定を締結しました。
本協定は、京都の伝統産業およびデジタル技術を活用した、文化財の研究・教育・発信を推進することを目的としています。

大正大学は、建学の理念である「智慧と慈悲の実践」を実現すべく、地域とつながり、地域に根差した学びで課題を解決し、多様性のある人材が活躍する地域社会を創ることを目的として、さまざまな活動を行っています。
2018年には京都市と「京都情報の発信・地方創生の推進に関する協定」を締結し、その取り組みの一環として巣鴨に京都の名産品を扱うアンテナショップ「座・ガモール京都館 すがものはなれ」を開店。2023年には、京都市にエリアキャンパスとして「大正大学京都アカデミア」を開設しました。
また2026年に創立100周年を迎えるにあたり、新たに文理融合の学部として「情報科学部(仮称/20264月開設予定)」 を文部科学省に設置認可申請中です。

一方、京都市産業技術研究所は1916年に前身として京都市染織試験場が設立し、2003年には京都市工業試験場と統合して京都市産業技術研究所となりました。
また2014年には独立性と機動性を高め、地方独立行政法人化を果たす中で、京都の伝統産業から先進技術に至る幅広い分野で「ものづくりと文化」と「産業技術」を基盤から支え、ものづくり技術の向上に取り組む地域企業を支援する役割を果たしています。

このような背景の下 、大正大学と京都市産業技術研究所が有する双方の強みを生かして 「伝統産業技術の研究および振興」「研究及び教育活動の推進」「産学官連携の強化」の3つの分野において連携を進めます。

1.伝統産業技術の研究および振興
・京都の伝統産業技術の調査・研究・保存
・デジタル技術を活用した文化財のアーカイブ化および発信

2.研究及び教育活動の推進
・情報科学部との共同研究及び教育プログラムの開発
・学生・教員と研究員の交流および指導体制の構築

3.産学官連携の強化
・伝統産業技術と最新デジタル技術の融合研究
・国内外での発信拠点における展示・プロジェクトの推進

今後は大正大学京都アカデミアで、京都市産業技術研究所が有する技術および製品の展示や座・ガモール京都館 すがものはなれ」企画展示など、本協定に基づき各分野双方の強みを生かした活動を展開していきます 



  
締結式の様子(左:大正大学理事長 柏木正博、右:地方独立行政法人京都市産業技術研究所 理事長 西本清一氏)

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